menu

ブログ

【家づくりのお金】消費税率10%へ!増税に伴う住宅取得支援策①~住宅ローン減税の拡充~

2019年10月、消費税が8%から10%にアップすると言われています。
単純に、3000万円の住宅を購入する際、8%では240万円の消費税が10%では300万円と、60万円もアップしてしまいます。
(実際は住宅購入費だけでなく保険料や印紙代などにも消費税がかかります)
消費税増税が近づくこのタイミングで家の購入を考えていらっしゃる方は、アップする前に購入したい!と思いますよね。

でも、ちょっと待ってください。
消費税増税のタイミングでは、国民に負担感が出ないように、国ではいろいろと施策を用意しています。もちろん、住宅を購入する場合もです。
このコラムを書いている2019年2月時点において、国土交通省は、4つの支援策の用意を発表しました。

  • 「住宅ローン減税」の拡充
  • 「住まい給付金」の拡充
  • 「次世代住宅ポイント制度」の創設
  • 住宅取得資金の「贈与税非課税枠」の拡大

これらの施策のうち、 今回は『「住宅ローン減税」の拡充』を紹介します。

住宅ローン減税の拡充

住宅ローン減税とは?

「住宅ローン減税」は 、正式名称「住宅借入金等特別控除」といって、 「住宅ローン控除」とも呼ばれます
10年以上の住宅ローンを利用して住宅の新築・購入・増改築などをした場合、一定の条件を満たすと一定期間、所得税や住民税から差し引かれる制度です。

確定申告 で申請することにより、一度所得税として納められた税金から減税分が還付され、所得税から還付しきれなかった時には、住民税から差し引いて還付されます。支払った税金以上の控除はありません。

住宅ローン減税の歴史は長く、 1972年度(昭和7年度)の税制改正で創設された「住宅取得控除制度」が始まりと言われています。当初は住宅取得資金に対する減税で、住宅ローン利用者のみならず、現金購入でも対象となってきました。
その後、名称・対象・条件を変えながらも、所得税の減税によって住宅取得を促進し、景気刺激効果を狙うという目的は変わらず半世紀近く 続いてきました。

住宅ローン減税を受けるには?

2019年2月現在、新築の場合、下記の条件を満たした方が自分で申請して適用されます。
住宅ローンを組めば自動的に適用されるのでは無いのでご注意を!

  • 自らが居住する物件であること
  • 床面積が50㎡以上であること
  • 自ら居住する部分が床面積の1/2以上であること(店舗併設住宅などの場合)
  • 金融機関からのローン返済の期間が10年以上であること
  • 新築から6か月以内に入居し、減税受ける年の年末まで住み続けること
  • 減税受ける年の所得が3000万円以下であること

住宅ローン減税の減税額は?

現行は10年間、ローン残高の1%分を減税

上記の条件で住宅ローン減税が適用された場合、10年間、各年の減税額は下記で算出します。

その年の年末時点でのローン残高(最大4000万円)× 控除率1% = その年の減税額(最大40万円)

合計4200万円の土地と建物につき全額住宅ローンを組んだ場合で、毎年の返済が100万円としたら、下記のようになります。

返済年年末時点でのローン残高その年のローン減税額
1年目4100万円40万円 ←上限
2年目4000万円40万円
3年目3900万円39万円
4年目3800万円38万円
5年目3700万円37万円
10年目3200万円32万円
11年目3100万円0円  ←減税期間終了
ローン減税拡充策は、建物価格の2%分の範囲で減税期間を3年延長

消費税増税に伴い、下記の部分が拡充されます。

  • 拡充の制度が適用される条件:上記の条件を満たし、かつ、平成31年10月1日~32年12月31日に該当する建物に住み始めていること。
  • ローン減税が受けられる期間の延長分:+3年間
  • +3年分の減税額:下記2点のうち、いずれか小さい額
    • ① ローン残高(上限4000万円)×1%
    • ② 建物価格(上限4000万円)×2%÷3年

上記の例でいうと、4200万円の内訳が、土地が2400万円・建物が1800万円の場合、
「① 11年目(3200万円)のローン残高×1%=32万円 / 12年目=31万円 / 13年目=30万円」
「② 建物価格(1800万円)×2%÷3年=12万円」では、②の方が小さいため、下記の通りになります。

返済年年末時点でのローン残高その年のローン減税額
11年目3100万円12万円
12年目3000万円12万円
13年目2900万円12万円

もともと土地購入には消費税はかかりませんので、建物の価格の増税分(2%分=36万円)は、この支援策で取り戻すことが可能です。

よって住宅ローンで住宅購入する人は、この施策だけでも消費税増税前に駆け込みで住宅購入する必要はありません。さらに、上記の通り他にも支援策がありますので、よりお得に住宅を購入することが可能です。

次回は『「住まい給付金」の拡充 』を紹介します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こちらの記事もぜひご覧ください。

家づくりコラム・お客様の声

カテゴリー

月別記事

2019年5月
« 3月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
  • お問い合わせはこちらから
  • お客様の声
  • スタッフブログ
ページ上部へ戻る